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バリ島 の貴重な生物 絶滅危惧種のカンムリシロムク(Jalak Bali)


バリ島で今世紀で出会えなくなる。
確実に絶滅の一途をたどる鳥がいる。
その現状をしっていますか?


カンムリシロムク(ハンディ型のデジカメで撮影)
上野動物園で撮影 2007年8月
動画です/ダブルクリックで再生


バリ島には、もう今世紀で必ず絶滅をしてしまうだろうと考えられる、貴重な生物である絶滅危惧種がいることを知っていますか。

日本ではカンムリシロムク(ラテン語:Leucopsar rothschildi) Bali Myna、Bali Starlingと言い、 バリでの呼び名がJalak Baliとなります。
この野鳥は、姿が美しいためにペット用として乱獲されたために激減し、 現在も棲息環境の悪化に伴って、 野生に生息されている個体が20羽程度らしいです。
最後の24羽の涙 地上の楽園・バリ島の光と影 『素敵な宇宙船地球号』(テレビ朝日、2004年10月31日放送))
緊急な絶滅危惧種ですね。 もちろん、レッドデータブックに連ねられる種です。
生物では、普通100羽を下ると、 繁殖の機会や近親関係がDNAとして濃くなっていくことにより、奇形児が生まれ、繁殖能力が無くなってしまいます。 そして その生物は絶滅に追いやられていってしまうのです。

ただ、このカンムリシロムクは、北米、イギリス、 日本などで保護された環境で人工飼育が行われ、繁殖に成功しています。 日本では、横浜のズーラシアや上野動物園でその姿を見ることが出来ます。 それぞれの個体は横浜市繁殖センターで血統管理がなされているという事です。
私も、先日香港島のビルの間につくられた公園の中にある 放し飼いのドームの野鳥園でこの鳥に出会いました。 バリでは西のジャングル地帯の国立公園内に棲息するのですが、 そこには行っておらず、 ウブドから車で10数分のアクセスにあるバードパークで見ていました。

カンムリシロムクは、ムクドリの仲間なので、 あまり美しい声ではありません。。 これで声まで美しかったら、既に絶滅してしまっていたかもしれません。
現在は、上述したように人工繁殖が進み、 野生に戻されているらしいですが、 まだまだ絶滅が近い状況であることには変わりはありません。

遠くはなれたバリ島の生物ですが、たった一種でも同じ地球上に棲む仲間です。

wikipedia カンムリシロムク
横浜市繁殖センター


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